訪問 : 2019年5月
ソフィア郊外のヴィトーシャ山にある、ボヤナ教会に行ってきた。
ソフィア市内からヴィトーシャまでのアクセス
市内から出発する場合、地下鉄2番線終点のVitosha駅を目指そう。筆者はLavov Most駅から地下鉄に乗った。
▼Lavov Mostに建つライオン像。奥のヴィトーシャ山を見つめている
お得な1日乗車券を買おう
これから地下鉄とバスを乗るので、1日乗車券を購入。4レバ(約250円)とかなり安い。ソフィア市内の交通機関が乗り放題になるので、地下鉄も、ボヤナ教会に行くバスもこのチケット一枚あればOK。窓口で1day ticketと言えば普通に通じる。
さてさて、早速地下鉄に乗ってみよう。Lavov MostからVitoshaまでは5駅。ソフィアの中心であるSerdika II駅からは4駅で到着する。
▼地下鉄の看板は英語併記で分かりやすい
ソフィア地下鉄はとても綺麗だ。先程の看板同様、ちょっとパリっぽい?
左側のホームに降りる。しばらくすると電車が来た。

白と紫基調の車内。この路線は危険な感じは皆無。夜はわからないけど、昼間はそれなりに人も乗ってるし。
10分弱で到着。4番出口から地上に出よう。バス停は山側に少し歩いたところにある。
ヴィトーシャからボヤナ教会までのアクセス
ヴィトーシャからだと、64番のバスがボヤナ教会行きだ。
▼左にバス番号、右に待ち時間が書いてあり分かりやすい。
▼バス路線図茶色のラインが64番。Boyansko Hancheというバス停で降りよう。ソフィア市内からだと、オクチャクペルから107番バスでもアクセス出来るらしい。
しばらくするとバスが来た。
いたって普通の路線バスだ。
25分ほどでBoyansko Hancheバス停に到着。
バス停からは矢印に沿って歩こう。
歩いて5分ぐらいでボヤナ教会に到着。
まずは樹齢100年の赤い木が迎えてくれる。
しばらく進むとチケット売り場がある。10レバ、カード払い可。
ボヤナ教会は、入場は一度に8名まで、さらに滞在時間は10分までという厳しいルールがある。
教会までの小道はきれいに整備されており、鳥のさえずりが聞こえてきたりしてとても癒される。
教会が見えてきた。世界遺産とは思えないほどこじんまりとした佇まいだ。

中に入ると係員に荷物をここ(ハンガーラックに)に掛けて観賞してくれと言われ、言われるがままにカバンを預けた。一応財布とパスポートだけ手に持っておいた。かなり小さな教会なのでどこにいても入り口は見えるようになっているし、大丈夫だと思うけど。
内部のフレスコ画美しく、状態が良好なためとても貴重らしい。ボヤナ教会は元の姿から二度増築しており、横から見ると違う造りになっているのがよく分かる。右側が教会の一番奥にあたり、ここが一番古いらしい。
フレスコ画もそうだが、古い教会自体もとても趣がある。内部は撮影禁止だが、返ってそちらのほうが自分の目に焼き付けられていいのかもしれない。是非自分の目で見て歴史を感じてみよう。