Kenya

3泊4日マサイマラツアー 3日目:マサイビレッジとナイバシャ湖

マサイマラのツアー3日目。この日は5時半起き。さわやかな朝だ。先に朝食をとってから支度をする。朝食はパン、オムレツ、ビーンズ、ソーセージ、オレンジなど。

食後7:00に集合し、マサイビレッジまで歩いていくことに。

・07:30- マサイビレッジ訪問

マサイビレッジでは、マサイ族が歓迎してくれた。入り口でちゃっかり入村料10ドルを取られる。

彼らは簡単なマサイ語を教えてくれた。

【ソパ : こんにちは】

【アシオレン : どうもありがとう】

など。とりあえずこの2つだけ覚えた。

▼マサイの歓迎ダンスマサイジャンプを生で見ることが出来て、上機嫌な私たち。跳躍力すごい。途中で観光客もダンスに加わり、さらに盛り上がる。

次に、原始的な火起こしを見せてくれる。何故かここで、ふと「彼らはこんな暮らしを本当にしているのだろうか」という疑問が沸き上がった。

その後、私の違和感は確信に変わることになる。
火おこしの次は、マサイ族の方のお宅訪問。ツアー客を二人ずつに分散させ、家の中で話を聞くというイベントだ。

▼家畜の世話をする兄弟土で出来た家は薄暗く、入ると案内人の奥さんと子供がいたので、一先ず挨拶をする。狭い家の中に座って、自分たちの生活がいかに苦しいかとか、子供のための薬を買わないとこの子は病気になってしまうとかいう話を延々聞かされる。どうも嘘くさい。だって彼らはその辺のケニア人よりよっぽど身なりが綺麗だし、なんだか洗練されている。英語も私よりずっとペラペラなのだ。

▼家の中一通り話を聞いた最後に、僕たちが作っているアクセサリーを良かったら買ってくれないか、これを娘の薬代にすると良い、めちゃくちゃショボいブレスレットを20ドルで売りつけられる。狭い出口には別のマサイの男が立っていて、出るに出られない状況。やられた。。。
20ドル相当のアクセサリーって日本で買うのも躊躇うのに、ふざけるな!!と憤慨していたら、同行者が折れてブレスレットを買ってくれた。2人合わせて一個買うよと言ってくれてめちゃくちゃ申し訳ない気持ちに…

なんだかここだけは素直に残念だった。しかもそのブレスレットは至る所で売られていて、あとで3ドルで売っているところも見てしまったから。マサイビレッジにはお土産を打っているところがあり、そこでキーホルダーを購入。なんだかここにお金を落とすのは癪だったけど、売っている子供に罪はないと思ったから。どうにか汚い大人にはならないでほしい。

・9:00- ナイバシャへ向けて出発!
気を取り直してナイバシャへ出発した。まずはガソリンスタンドで給油。停車するやいなやマサイ風の売り子がめちゃくちゃ押し売りしてくる。ああ、もうウザイよ…。オープン!と連呼しながら窓ドンドコ叩いてくるし。じゃっかんモヤモヤしながらマサイビレッジを後にした。

・11:00- お土産屋さんでトイレ休憩。
悪路、時々舗装路でナイバシャへ。

・13:00- ランチ。
お土産屋さんに併設されているレストランでビュッフェ。
ここまで毎日同じようなご飯を食べてきて、ケニアの食事がどういうものかわかってきた。イモ、豆、葉菜が中心。肉はラムが多い。写真左の葉物はスクマウィキという、ケールのような野菜。ケニアでよく食べられているらしい。

14:40- ナイバシャに到着。オプショナルでボートライドを申し込む。ナイバシャのボートライドはツアー代に含まれていなくて、その場で多数決を取って行くことが決まったのだ。

料金は20ドルだった。救命胴衣を身につけ、いざ湖へ。▼モーターボートでナイバシャをぐるっとクルーズ。▼ナイバシャ湖は広い。▼水鳥たち。名前まではわからなかったけど…▼あっ、キリン!▼子キリン。色が薄くてかわいい。▼水面から顔を出すカバ途中でカバの近くを通ったのだけど、これはヒヤヒヤ…

カバってめっちゃ獰猛なんだよね?私たちがナイバシャ湖を訪れる少し前にも台湾人がカバに襲われて亡くなる事件があった。

ナイバシャでは、2018年だけで6人もカバに襲われて亡くなっているらしい。ボート襲われたりしなくてよかったよ…。

ボートライドは1時間ちょっとで終了。結論から言うと、これは結構楽しかったのでやったほうが良いと思う!色んな鳥が観れるし、マサイマラとはまた違う水辺の動物の姿を見ることが出来て、よかった。ナクル湖では湖の近くに行くだけでボートライドは無いので、是非。

・17:30- 本日の宿、ナクルのLanet resort hotelに到着。

この日は実は大晦日。

ここ、ラネットリゾートではささやかなニューイヤーイベントが行われる予定らしい。先に夕飯を済ませる。ここのご飯が今までツアーで食べた中で一番美味しかった。白い液体は鶏出汁のスープ。かなり薄味だったけど、塩コショウすると中々イケる。この後日本から持参したどんべいで年越しそばを食べた。久々の出汁の味に感動!海外で食べるカップ麺の美味しさは異常。

年越し直前にパーティ会場?へ向かって、カウントダウンに参加することに。宿泊客じゃない地元の人も来てるっぽかった。

しばらく待っているとカウントダウンが始まった。3,2,1,,

HAPPY NEW YEAR〜!

年越しと同時にドンッっと花火があがった。なんかシュールで笑ってしまったわ。

そんなこんなで、2019年は幕を開けたのでした。

明日はいよいよ最終日、ナクル湖へ向かいます。