チーズが好き。芋が好き。
自覚したのはいつのことだろう。
スイスといえば、マッターホルン?ハイジ?リンツのチョコレート?
私は圧倒的に、チーズフォンデュのイメージを抱いていた。今回はチューリッヒのRaclette-Stubeというチーズフォンデュ専門店を紹介する。
2016年の年末、スイス・チューリッヒを訪れた。
基本的に物価の高い国に行くのは老後に…とか思ってるのだけど、当時スイスエアーがめちゃめちゃ安く往復8万弱だったので、行くっきゃないなーと。スイスに行って、たらふく芋とチーズを食べることがこの旅のミッションだった。
チューリッヒには夕方頃到着。空港直結のトラムで市内まで出る。
ディナーは迷うことなくチーズフォンデュを食べようと思っていた。どこで食べるか迷っていたところ、歩き方とトリップアドバイザーにのっていたRaclette-Stubeが気になったのでいってみることに。
狭い店内は満席。待ってもいいと伝えたものの、今日は予約で埋まっているため案内することができないと断られた。
まさか海外で、ウェイティングも儘ならないまま追い出されるなんて…。そんな人気なの?と逆に気になってしまう。
この後ミュンヘンへ行って再度チューリッヒに戻ってくる予定だったので、12月31日の夜に予約を入れてきた。
チューリッヒは空気がきれいだ。心配していた気温だが、マイナスまではいかなかったと思う。空気が綺麗で、底冷えする寒さだけど、それなりの防寒対策をしていれば十分しのげる。
予約を入れた大晦日に再訪。時間通り入ることができて、ホッ。
内装はこんな感じ。
客はほとんど欧米人だった。
泡で乾杯した後、チーズフォンデュとサラダを注文。
フォンデュは人数分の金額をとられ、1人27.8フラン(約3,000円)。
しばらくして運ばれてきたのは、黄金色に輝くチーズフォンデュ…!うーん、良い匂い!来てよかった!
パンに付けて、早速頂きまーす。
美味しい〜〜〜!
本場のチーズフォンデュがこんなに濃厚だなんて。
私はあまり感じなかったけど、同行者曰く結構白ワインがきいていたとのこと。お酒に弱い人は注意かもしれませんね。
飽きることなく食べ続け、あっという間に完食。
団体客が多い印象だった。日本人でいう鍋を囲む感覚なのだろうか?
お酒とフォンデュで身体はすっかりあったまったので、デザートを注文してみることにした。
本日のオススメだったチョコアイスとメレンゲ、バニラクリーム添えをオーダー。
蝶…?
なんとも斬新な盛り付けだったけど、このバニラクリームが絶品!めちゃめちゃ濃厚。乳製品大国だし、生クリームも美味しいんだろうなあ。
気になる会計は、1人5,000円ぐらいだった。思っていたより安い。やや感覚は麻痺してるけど、スイスのディナーの相場はこんなもんだろう。
ほろ酔いで店を後にする。
手描きの可愛い看板が目印。
メニューたち。
予約を取って是非行ってみてください。