Bulgaria

ブルガリア リラ僧院の宿坊に泊まる

訪問:2019年5月

ソフィア発リラ行き10:20のバスに乗り、13時過ぎにリラ僧院に到着した。今回は宿坊の様子を紹介する。

まずは寝床の確保

宿泊はイコン博物館の横にある受付で申し込む。一応14:00-16:00, 18:00-19:00が営業時間だと貼り紙がしてあったけど、実際は何時まで開いているかわからない。というのも、13時には開いていたけどその後夕方頃に行ったら閉まっていたのだ。着いたらなるべく早く向かうことをオススメする。

▼右側の部屋が受付寒いという噂を聞いていたので、”Hot shower and air heating please”と言うと、218号室がアサインされた。

料金は二人で30レバ。シャワートイレ付き。トリプルルームだったので、3人でも同じ値段かも。

受付のドアには”NO ROOMS WITHOUT RESERVATIONS”と書いてあって一瞬ぎょっとしたけど、普通に部屋を用意してもらえた。よっぽどなことがない限り、部屋が埋まることはないと思う。この日も私たちの他、学生の団体が一組泊まっているだけだった。

お部屋の中へ

修道士に案内され、早速お部屋へ。中に入るとほんのりあったかい。窓の下に暖房があった。思ったより清潔というのが正直な感想。

窓からの眺め。

修道院内を散策

修道院内にはお土産物屋さんが二箇所ある。ここでポストカードとマグネットを購入した。切手もある。

▼フレリョの塔に併設されているお土産物屋さん

▼もう一方は宿坊の一階にあった

フレリョの塔に併設されているお土産物屋さんの女性店員は英語が通じる。ミサの時間を聞くと、17:00からだという。

ミサまではイコン博物館(入場料8レバ、写真撮影不可)に行ったり部屋でハガキを書いたりして過ごした。

17:00からのミサに参加

ミサの時間になると流石に人もまばらだったけど、このミサ目当てに来ている人もいるようだった。参加者は10人ほど。かなり厳かなミサで、異教徒がいてもいいのかと少し不安になる。もちろん、写真撮影は禁止。

30分ぐらい見ていたけど、かなり寒く、身体が冷え切ってしまったので退散。5月でも本当に寒いです(近くの山の頂には雪が残ってるし)。カイロの持参をオススメします。ユニクロのプレミアムライトダウンがめちゃくちゃ役に立った。

修道院の裏口を出たところにあるレストランへ行くことにする。店員曰くここは22時頃まで空いているらしい(真偽は不明)。レタスのサラダ、グリルドポーク、フレンチフライ、飲み物はカフェオレを頼む。サラダはチーズやドライトマトが入っていて美味しかった。


グリルドポークは固くてイマイチだった…。

とにかく身体が冷えていてあったかいものを飲みたかったのだけど、今日はスープがないと言われ撃沈。代わりに頼んだカフェオレはカフェオレと言えないぐらい苦くて飲めなかったので、別途頼んだホットミルクを注いで飲んだ。

レストランはここの他にももう一軒あった。あとはカフェが一軒、ドーナツスタンドがあるぐらい。いずれも人が帰っていく時間帯に合わせて店じまいをする。思ったよりも食に困らない。

▼裏口を出たとこにあるカフェ。人がいる時間帯は賑わっていた

▼ドーナツスタンド

食後は宿坊エリアを散策。宿泊者限定で二階のエリアに立ち入ることができる。

二階に上がろうとすると警備員に呼び止められるけど、部屋の鍵を見せればオーケー。リラ修道院を上から見渡せるのは宿泊者の特権だ。

散策後は部屋でまったり。いつのまにか寝てしまっていて、ふと起きたら22時。外に出てみると修道院は消灯していて、暗い中宿坊だけがライトアップされていた。遠くに川が流れる音以外何も聞こえない。かなりひっそりとしている。

部屋に戻りシャワーを浴びて0時前には消灯。まさか令和初日をリラ修道院に泊まって過ごすことになるとは想像もつかなかった。

翌朝リラ修道院からソフィアに戻るまではまた別の記事に書こうと思います。