ドーハのSharq Village & Spaで最高のリゾート気分を味わおう

2017年12月末、世界一退屈な都市ドーハで、リッツカールトン系列のSharq Village & Spaに泊まった。

場所はスークワキーフ等の観光の中心地から少し離れているものの、シーサイドで雰囲気の良いホテルだったので、レポしようと思う。今回は会社の同僚と二人旅。

カタールのハマド国際空港に到着。何度か乗り継いだことはあるが、入国するのは初めて。新しい国はいつもドキドキする。

空港からはタクシーでホテルまで向かった。所要は15分程であった。

「Where are you from?」

海外に来ると必ず聞かれる一言。日本だと答えると、彼はパキスタンから出稼ぎに来ているという。

「今年いっぱいドーハで働いて、来年からはドバイへ行くんだぜ」という彼は、どこか誇らしげだった。

ドバイで労働者として働くことはステータスなのか、そう感じさせる口ぶりであった。

そんな話をしているうちにホテルに到着。

タクシーを降りるとホテルマンが温かく出迎えてくれた。

ウェルカムドリンクのアラビックコーヒーとデーツを頂きつつ、チェックイン。

今回はデラックスリゾートビュールームに宿泊する。ここの客室はホテル棟が独立したヴィラ形式になっており、部屋によってSea ViewかGarden Viewになる。
我々には一階のGarden Viewの部屋がアサインされた。

チェックインを済ませると部屋まで案内される。

ベッドの細工や部屋の調度品など、アラビアンな雰囲気が漂う客室にテンションUP。

午前中は太陽がカンカンに照りつけていたので、日焼けを恐れる私たちは客室でゆっくり休むことにした。

このホテルの唯一の問題点、それはホテルの近くに飲食店が全くないことだ。

バカ高いホテルのレストランで食事をするか、ルームサービスを頼まざるを得ない。

レストランのランチはビュッフェかコース料理しかなかったため、ルームサービスを頼むことにした。

部屋にあるメニューを手に取ってみるけど、どれもびっくりするほど高い…。

まあ五つ星ホテルだから仕方ないか。

Sharq Club SandwichとFlesh Orange Juiceを頼んでみたのだけど、3000円以上したような…。

味は可もなく不可もなく、といった感じ。

ルームサービスを頼むというぜいたくな気分は味わえた。

食後はプールへ行ってみる。

今回ドーハに来て気付いたことは、年末は暑すぎず寒すぎず、最高に心地いい気候だということ。

プールの反対側にはビル群が見える独特な景色。

年末にドーハで泳いで余暇を過ごしているなんて不思議な感じだ。

プールエリアは広いし、ジャグジーやバーもあって開放的な雰囲気。

欧米人家族多し。アジア人はほぼいなかった。

泳ぎ疲れたのでプールサイドで休憩していると、ホテルマンがカットされたスイカを持ってきてくれた。

喉が少し乾いていたので、こういう気遣いは嬉しい。

夜はプールや庭園がライトアップされていてきれいだった。

我々が予約したプランは朝食込みだったので、Al Liwanで朝食を取った。

形式はコンチネンタル＋アラビアン半々といった感じで、会場もかわいくてテンションが上がる。

朝からフムスが食べられるなんて～

種類は豊富でどれも美味しかった。

朝からバッチリメイクの美しいムスリムのお姉さま集団もいて、おお、中東に来たなあという感じであった。

年末ということもあり少し割高だったが、設備には概ね満足。中心地から離れているため少し不便だが、その分静かでゆっくり出来た。

また泊まりたいと思う。

ちなみに、私が予約した時は某青色の予約サイトよりもホテル公式HPから予約したほうが安かったので、ご参考までに。