Flight

Nokscoot XW101便 搭乗記(NRT→DMK)

2018年9月。
関西地方に台風21号が直撃し、関西空港は一時閉鎖するほど大きな被害を受けた。
これにより、物流、旅客ともに大きな影響を及ぼすこととなった。

筆者も例外ではなく、タイミング悪くタイとラオス旅行を予定していたのだ。
TGのジャンボジェットに乗りたい!と思いタイ航空を予約していたものの、空港閉鎖により欠航。

憧れのTGジャンボでのバンコク入りは流れてしまったのである。

今回は旅行代理店で航空券の予約をしていたが、何度電話してもつながらず、情報を得るのに苦労した。
やっと電話は繋がったものの、往路は欠航が決定しており、復路は飛ぶかもしれないが片道だけのキャンセルはできないとの事。

しょうがないので、往復ともにキャンセルし航空券を取り直すことになった。東京発で。

仕事そっちのけですぐさまSkyscannerを開くと、タイ航空 成田-バンコクは往復すでに20万円オーバーで撃沈。
予算に見合うのはAirAsia、Nokscoot 、Scootの三つ。

普段あまりLCCは乗らないが、以前友人がスクートは良いよ、と言っていたので往路はNokscoot、復路はScootで予約してみることにした。
出発一週間前を切っていたが、往復で5万円ちょっととかなり良心的な値段であった。
というか、元々取っていたタイ航空よりも安い。

想定外の関西⇔東京の往復代がかかってしまうため、今回は受託荷物なし、バックパックを機内に持ち込むことにした。(LCCは受託荷物有料)

当日。
早起きして新幹線に乗り込み、東京駅からは八重洲口の1,000円バスに乗って成田に向かう。

関西から振り替えられている人が多いのか、東京の人が多すぎるのか、バスは長蛇の列ができており、2本見送ってやっと乗ることが出来た。

成田空港はデカい。

ターミナルが3つもあるのか。

普段あまり成田からチェックインして出国しないので、少し新鮮だった。
ノックスクートはターミナル2にチェックインカウンターがある。

だいたいのLCCは座席指定が有料。当日は自動的に席がAllocateされるので、同行者と離れ離れになってしまう可能性がある。
予約した後に座席指定しようと思ったのだが、オンラインでいくら試してもできないため、当日有料でも座席指定してもらおうと思っていた。

だが、指定できなかったことをカウンターで伝えると、「通常は自動で座席が割り振られるのですが…」と言いながらあっさり横同士の席にしてくれた。ラッキー。

また、LCCは機内持ち込み荷物に細かく制限がある。ノックスクートは下記のとおり定められている。
*****公式HPより抜粋*****
フライ、フライバッグ、フライバッグイートの運賃‐お一人様1個まで重量が7㎏を超えないお荷物に限られておりますが、ラップトップPCは+3㎏まで許容されます。
スクートビズクラス‐お一人様2個まで合計の重量が15㎏を超えないお荷物
機内持込み手荷物はお選びいただく座席クラスにかかわらずサイズは54㎝×38㎝×23㎝以内となります。(お荷物の三辺の合計は115㎝以内です)
**********************

計測すると、筆者のバックパックはすでに7キロを超えていた。1キロ未満の超過だったので、グランドスタッフのお姉さんが目をつむってくれた。
これもラッキーだった。

座席と荷物で、数千円浮かすことが出来て、地味に嬉しい。

搭乗

出国審査を受け、搭乗!
搭乗口から飛び交うタイ語。
ここはもう半分タイのようだ。

初めてのノックスクート航空。
ノックエアーとスクート航空の共同出資で誕生した航空会社らしい。

飛行機を鳥に見立てたイラストがかわいい。

内部はこんな感じ。

LCCの中では珍しく機材はB777-200で、座席配列は3-4-3である。

座席はというと、普段乗っているエコノミーより少し狭いかな?という感じ。
そこまで極端に狭い印象は受けなかった。

バンコクまでは約6時間、機内エンターテイメントや機内食は出ないので少し退屈に感じることもあったが、
読書したり寝たりしているうちにドンムアン空港に到着。

直前でなければもっと航空券代金は抑えられるので、また利用しようと思う。

総評

チケット代:
JPY53,660/person(2018年9月予約。受託荷物・座席指定なし。)
満足度:★★★☆☆
コスパ:★★★★★
総評 :★★★★☆