ザンジバルでティンガティンガを探すなら【HELLEN ART GALLERY】

ティンガティンガをご存知だろうか。

ティンガティンガとは、エドワード・サイディ・ティンガティンガ (Edward Saidi Tingatinga、1932年 – 1972年) によって生み出されたポップアートのことである。

子供の頃その存在を知り、アフリカ＝ティンガティンガと広大な自然、というイメージをずっと持ち続けていた私。今回のタンザニア旅行では絶対にティンガティンガを探すと決めていた。

ザンジバル初日に泊まったヌングイではそもそも店があまりなく、最大都市ストーンタウンで探すことに。

ストーンタウンでは、路地裏でよく絵が売られている。
ただの動物の絵はよく売られているが、ティンガティンガがあまりない…。そう思いながらケニヤッタ通りを歩いていたら、ある一つのギャラリーが目に入った。

ポップなミニサイズのティンガティンガが壁面にぎっしり貼られていた。

これは…！と思い入店。すると、店員の女性に話しかけられる。

「ジャンボ！私のアートギャラリーにようこそ。気に入ったやつがあったら言ってね」

この店のオーナー兼アーティストのヘレンさんであった。眩しい笑顔で我々を迎えてくれた。
中は夢のティンガティンガがぎっしり。原色で彩られたキャンパスはとても美しい。
この原色の色合いは日本人の感覚にはない気がする。

アトリエも兼ねるこちらのショップは、絵の他にもポストカード、マグネットなど普通のお土産も売られていた。

「マダム！お気に入りは見つかった？」と急かすヘレンさん。実際会ってみるとわかるがかなり強めの営業をかけてくる。

欲しいデザインのティンガティンガを見つけたが、あいにくスーツケースに入らないサイズだったため断念。ミニサイズのものを購入した。

一緒にマグネットとポストカードを購入するとディスカウントしてくれた。
敏腕営業マンのヘレンさんは多少強引だが、悪い人ではなさそうだ。

ザンジバルでティンガティンガを見つけたい人は是非立ち寄ってみてください。